あとは頼みます。

ここまでは考えたので…

【作曲】楽典入門(調号、属調、対旋律、音程)

【参考書】

筆者:藤巻浩
表題:聴くだけ楽典入門~藤巻メソッド~

聴くだけ楽典入門~藤巻メソッド~

聴くだけ楽典入門~藤巻メソッド~

調号

調:明るく感じる「長調」と暗く感じる「短調」の区別がある。調性、調子ともいう、英語ではKeyと表記する。

調号:五線譜のはじめ、音符の横に書き込んで調整を指定するための「#」や「♭」のまとまりのこと。転調する場合は復縦線の後に調号を記す。

転調:調号が付くことによって調性が変化すること。

調号の法則

♯系(属調

f:id:tanomai39:20160316183905p:plain:w450

属調:ある調性の主音の完全5度上の音を主音とした調性。
(例)ハ長調属調ト長調ト長調属調ニ長調

♭系(下属調

f:id:tanomai39:20160316184103p:plain:w450

下属調:ある調性の主音の完全5度下の音を主音とした調性。
(例)ハ長調下属調へ長調へ長調属調変ロ長調

平行調

一般的に長調は明るく、短調は暗いと言われている。

平行調:ある長調の第6音からスケールを開始すると短調に移調する。
この場合、長調を「平行長調」、短調を「平行長調」という。

譜例:ハ長調(Cメジャースケール)⇒「イ短調の平行長調f:id:tanomai39:20160321135704p:plain:w400

譜例:イ短調(Aナチュラルマイナースケール)⇒「ハ長調の平行短調f:id:tanomai39:20160321135707p:plain:w400

短音階の種類

導音:主音の半音下に存在する、旋律を主音へと導く音。長音階和声的短音階旋律的短音階上行形の第7音が導音にあたる。

自然的短音階:ナチュラルマイナースケール(平行長調と全く同じ構成音) f:id:tanomai39:20160321135709p:plain:w400

和声的短音階:ハーモニック・マイナースケール(第7音が半音上がって導音に変化) f:id:tanomai39:20160321135711p:plain:w400

旋律的短音階:メロディック・マイナースケール(第7音、第6音が半音上がって変化) f:id:tanomai39:20160321135713p:plain:w400

属調

属とは

「属」というコトバには「支配的な」という意味が含まれている。 属音(支配)が主音になるために、身を投げうって半音上がる音が下属音(従属)と捉えられる。

調号の増え方

♯系の調号は完全5度上の音を辿って増える f:id:tanomai39:20160321230945p:plain:w500

♭系の調号は完全5度下の音を辿って増える

近親調

後日、追記

調性の判断

後日、追記

対旋律

主旋律に対して、別の旋律を着けることを「対旋律をつける」という。

複数の旋律を互いに美しく響かせたいときに用いられる。習得すると、メロディに対して不協和音にならないように裏メロを付けていくことが容易になる。さらに習熟すると、メロディをより美しく聴かせるためには裏メロの流れがどうあるべきなのかが分かってくる。ポイントはメロディも裏メロも単体で聞いたときに旋律として成立していることである。

①3度、6度の協和音程を念頭におき、完全音程と不協和音程を適度に絡める。
②声部(複数音)の独立性の観点から、協和音程であっても連続させるのは数回程度に留める。
③強拍での完全音程、不協和音程は癖が強いので、気になる場合は弱拍へ移動させる。
④完全音程、不協和音程の連続を避け、音階的進行によってこれらの音程を孤立させない。
⑤コードの輪郭を意識したハーモニーを目指し、平行・斜行・反行の動きをバランス良く取り入れる。

平行、斜行、反行

平行:各声部が同一方向へ進行する動き。
斜行:1つの声部が同じ音を保持し、他声部が変化する動き。
反行:各声部が反対方向へ進行する動き。

各声部の「独立性」を考慮し、これら3つの動きをバランス良く使い分ける。

音程

旋律:音程の時間軸の「水平方向」で捉えたもの
和音:音程の時間軸の「垂直方向」で捉えたもの

音程

ある2音間の隔たりを度数を用いて表したものを「音程」という。

・単音程:1オクターブ以内の音程。
・複合音程:1オクターブを超えた音程。

音程の特徴

1度:同度、隔たりがない音程。ユニゾンとも言える。
2度:強烈な濁りを感じる。使い方次第で美しいハーモニーを得られる。
3度:明暗を持ち、柔軟に使用出来る音程。
4度:完全4度は東洋的であり、ジャズで用いられる響き。半音増えた増4度は不安定。
5度:完全5度はギターの5度弾きなど低音部を支えるのに適した音程。半音減った減5度は不安定
6度:明暗を持ち、柔軟に使用出来る音程。
7度:二度ほどではないが、濁りを感じる響き。使い方次第で美しいハーモニーを得られる。
8度:完全八度はちょうど1オクターブ上の音との音程。オクターブ・ユニゾンとも言える。