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あとは頼みます。

ここまでは考えたので…

【作曲】MIX入門(音圧、フェーダー、EQ)

作曲

【参考書】

筆者:石田ごうき
表題:音圧アップのためのDTMミキシング入門講座!

音圧を上げるとは

音圧アップとは一言でいえば「塗りつぶし領域を増やす」ということ。
・低い音から高い音までがまんべんなく出ている状態。
・ボリュームメーターがてっぺんまで出ている状態。

ただしいドンシャリとは「M型」のイメージ。

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フェーダー

目的:「各パートを使って適切な周波数分布を作ること」

聴感上の存在感を「1対1」で聴き比べてバランスを取る。
慣れてくれば、全体を聴きながら適切なバランスを探ることもできるが、はじめのうちは特定の1トラックを基準にしながら新しいトラックを追加する方法をとる。

<完成系イメージ>
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STEP1 ドラム3点の立ち上げ

①キックのアウトプットを-10dBに設定。
②スネアはキック×0.95%くらいの存在感。
ハイハットはスネアと同じくらいの存在感。

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STEP2 ルームマイクとオーバーヘッドの追加

①ルームマイクの中に聞こえるスネアの存在感=オンマイク×65%〜85%
②オーバーヘッド中のクラッシュ存在感>ハイハット(オーバーヘッド+オンマイク)の存在感
③上記①②で崩れたバランスを取り直すために、それぞれのオンマイク側を若干下げる。

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STEP3 タムの追加

タムの存在感は、(2拍目4拍目のアクセントの)スネアの存在感にほんの少しだけ負けるくらいにする。

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⇒マスターのアナライザーでM型を確認。

STEP4 パーカッションの追加

・ボンゴ、コンガなどはスネアやタムに負けて、ルームマイクよりは出すようにする。
・振りモノ(広域)のシェイカー、マラカス、タンバリンなどは
手数の少ないパート>手数の多いパート

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STEP5 ボーカルの追加

スネアより大きくする、前に出す。
キック>ボーカル>スネア

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STEP6 ベースの追加

ベース=キック×95% ⇒スネアとほぼイコールになる。
タムとの中心音域がほぼ同じなので、潰し合わないアレンジが望ましい。

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STEP7 ウワモノの追加

①リードプレイ:ボーカルがいないときのソロ
ボーカルとほぼイコール。

②フレーズ系:ボーカル裏
ボーカルに負けるようにする。

③コード系
フレーズ系より小さく、コンガと同じくらい。
大きくなると重みがあるサウンドとなるが、ボーカルが埋もれやすくなる。
小さいと空間を感じやすくさせるが、音圧を上げにくい。

④PAD系
コード系に負けるようにする。

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EQ(編集中)

5つのゾーンに分類する。

ゾーン1:超低域(63Hz未満)と低域(63Hz〜100Hz)
ゾーン2:中低域(100Hz〜300Hz)
ゾーン3:中域(300Hz〜2kHz
ゾーン4:中高域(2kHz〜8kHz)
ゾーン5:高域(8kHz〜12kHz)と超高域(12kHz)以上

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ゾーン1:超低域(63Hz未満)と低域(63Hz〜100Hz)

◯超低域(63Hz未満):耳には聞こえないが、体で感じる低域。

タイプ:ピーキング
50Hzと90Hzを持ち上げる。

◯低域(63Hz〜100Hz) :耳に聞こえる低音

タイプ:ローカットフィルター

<ベースのローカット>
90Hzのキックを上手く交わる。
100Hzあたりから下をばっさり!

<ボーカルのローカット>
ベースと切り分けられた状態をつくる。
250Hz〜200Hzにかけてばっさり!
250Hz〜300Hzをシェイピングorピーキングでうっすらカット。
リードプレイも同様。

ゾーン2:中低域(100Hz〜300Hz)

<コード楽器のローカット>
200Hzを緩やかにカット。ベースとキックに主役を譲る。
フレーズ的ウワモノも同様。

<ドラムのカット>

・スネア
200Hz以下をローカット。
胴鳴りの部分は200HZ〜300Hz。

・タム
100Hz付近までをローカット。キックと被らないように。

・ルーム 160Hz以下をカット。キックと接するあたり。

・オーバーヘッド 160Hz以下をローカット。金物以外はカット。

ゾーン3:中低域(100Hz〜300Hz)

あまりイコライジングしない。

ゾーン4:高域(2kHz〜8kHz)

  一気に垢抜けたサウンドになる。

・2kHz付近 打音のガツっとしたサウンドが出て、直進性のあるサウンドになる。 キックとスネアをピーキングでブースト。   不自然になりすぎない範囲で。

・2kHz付近〜3kHzあたり
ボーカルの「母音」のいびきが豊かになる。

・3kHz付近〜4kHzあたり
ボーカルの「子音」が強調されて、歌のリズムがはっきりする。

・4kHz付近〜5kHzあたり
ギターの巻き源のザラつく感じ。
スネアのスナッピーのざわ…ざわ…する感じ。

・5kHz付近〜6kHzあたり
ドラムのヘッド、皮モノパーカッションのタッチニュアンス

・6kHz付近〜7kHzあたり
ベースをメタリックにしたいとき、ピーキングをゆるめにかける。 スラップ奏法に効果的。

ゾーン5:高域(8kHz〜12kHz)と超高域(12kHz)以上

◯高域(8kHz〜12kHz)

サウンドの華やかさ。メジャー感のあるサウンド。

・8kHz
エレキをエッジのあるサウンドにしたいとき、8kHzを2〜4dBくらい突くだけでドライブ感が増す。
エレキ以外では、アコギ、ドライブしたベース、スネア、オープンハイハットが効果的。 派手な歌声にしたいならボーカルにかけても良い。

・9kHz以上
シンバル類のサステイン中のシャ〜成分を使う。 シェルピングのふんわりブーストでオーバーヘッドから稼ぐ。
ハイハットのオンマイクから直接はオススメしない。

◯超高域(12kHz)以上

・12kHz シンバル類の打点。 かなりキツめのピーキングでつく。

・13kHz以上
イコライジングでは稼がない。
周波数帯域を持っている音をアレンジの時点から組み込んでおく。