あとは頼みます。

ここまでは考えたので…

【読書】クリエイティブ・マインドセット

【読書記録 パート24】

クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

内容

デザイン思考で生まれ変わる

私たちの考えの根底には、「人間はみんなクリエイティブだ」という信念がある。

創造力に対する自信とは、「自分には周囲の世界を変える力がある」という信念をさしている。自分の創造力を信じることこそ、イノベーションの「核心」をなすものなのだ。こうした自信は筋肉のようなものだ。努力や経験次第で、強くしたり鍛えたりできる。

自己効力感

「自分は周囲の世界を変えられる」と信じている人の方が、目標を実現できる可能性が高い。このような確信を「自己効力感」と呼んでいる。自己効力感を持つ人々は、そうでない人と比べて、目標が高く、懸命に努力し、忍耐力が強く、失敗しても立ち直りが早いという。創造性の妨げになっている恐怖さえ乗り越えれば、ありとあらゆる新たな可能性が生まれてくる。失敗に対する不安で身動きが取れなくなるのではなく、あらゆる体験を学習のチャンスととらえるようになるのだ。

しなやかマインドセットの持つ主は、人間の真の潜在能力は未知(しかも不可知)であり、何年も努力、苦労、練習を積めば、予測も付かないようなことを成し遂げられる。

創造的思考の持ち主は、唯一の正解がない問題に直面したとき、焦って判断を下そうとはしない。色々な解決策がありうることを念頭に置き、まずは大きく網を張ろうとする。いくつかのアプローチの候補を挙げたあと、もっとも実行価値の高いアイデアへと候補をしぼっていく。そういうわけで、デイビットやdスクールの教授陣は、第一感(イニシャル)の答え、つまりもともと頭の中にあるお決まりの答えはいったん脇に置くよう学生に伝えている。

想像力に対する自信を手に入れると、周りの風に流されて進むのではなく、自分の人生や組織の進路を自分で決めたいと思うようになる。ふつうの人なら無意識的にあらかじめ決まった選択肢を選ぶところを、デザイン思考家は、本棚の整理方法から仕事の説明の仕方まで、1回1回、意識的に新しい選択をする。世界を見渡しては、もっと良く出来るものはないかと考え、それを変えたいと思うのだ。いったん何かを創造しはじめればすべてのモノには意図があることに気付く。

失敗に対する恐怖を克服する

天才的な創造力の持ち主は、失敗の数も多い。ほかの人よりもゴールに向かってシュートを打つ回数が多い。成功したいなら、もっと失敗する心の準備が必要なのだ。エジソンは、「真の成功基準とは、24時間に詰め込める実験の数だ」と主張している。

人生の中で、潜在的な創造力を発揮できるようになるのか、それとも発揮しにくくなるのかを左右する要因はたくさんある。教師の褒め言葉。モノをいじくり回すことを許す親の教育。新しいアイデアを歓迎する環境。しかし、結局のところ、いちばん大事なのはただひとつ。それは、周囲に前向きな変化を生み出せるという自信と、行動を起こす勇気。自分が持っている才能と技術で何かができると信じることである。

個人であればチームであれ、イノベーションはどこでも起こりうる。その火種になるのは、飽くなき知的好奇心、楽観主義、最終的な成功のために何度も失敗することを受け入れる能力、懸命に働く意欲、アイデアだけでなく行動を重視する考え方である。

計画するより行動しよう

問題を解決するたったひとつの名案をずばっと思いつくのが創造性ではない。何百回と試行錯誤を繰り返した末に最良の解決策にたどり着くのが創造性である。すばやく大量の実験を行うには、計画段階で立ち止まっていてはいけない。

創造力に対する自信の持ち主は「何かやってみる」という考え方を持っている。自分の行動が良い影響を及ぼすと信じているから、行動する。完璧な契約や予測を待っていても永遠に埒が明かないとわかっているから、前進する。失敗することもあると知りつつも、試してみれば、あとで軌道修正できると信じている。アイデアを思いついたら、すぐにプロトタイプを作るのが当たり前だと思うようになろう。何かに昂奮したら、すぐに行動しよう。

今日のイノベーティブな企業は、公開市場で「リリースして学ぶ」という手法を取っている。開発サイクルが終わるまで待つのではなく、リリースしてからもテストし、反応をみる。そのフィードバッグを製品に活かし、改良を繰り返していく。自分自身の創造力に対する自信を手に入れるには、いちどに一歩ずつ、行動するのがいちばんだ。つまり、小さな成功を積み重ねていくことが大切。創造活動の目標が何であれ、体験を次なるステップの土台にすることが重要。恐怖や惰性に足を取られないこと。何より、行動を最優先しよう。進行中のプロジェクトやアイデアがあるなら、今すぐデスクの上にある材料で試してみて、形にしてみよう。

人生をデザインする

人生の次の1ヶ月をデザイン・プロジェクトととらえよう。自分自身に対する実地調査を行って、自分の日課の中で満たされていないニーズを探そう。 失敗することもあると覚悟を決めて、ひとつやふたつ、実験をしてみよう。そして、新しい人生をデザインしはじめよう。

感想

失敗に対する恐怖は新しい課題に挑戦する妨げになる。想像力に対する自信を手に入れるには、失敗に対する恐怖を克服する必要がある。確かに、間違いは犯すし、1回や2回は方向性を誤ることもあるだろう。しかし、それも学習のうちだと認められるようになる。そうすることで、たとえ失敗しても前に進んでいるという自信を保つことができる。失敗をイノベーション・プロセスの一部として受け入れる。

失敗をイノベーション・プロセスの一部として受け入れ、自信を手に入れるには失敗に対する恐怖を克服すること。 創造性の妨げになっている恐怖を少しずつ乗り越えよう。

とにかく行動しよう。
イデアをできるだけたくさん出そう。